TOP お知らせ 大洲城天守復元20周年記念事業についてのお知らせ
大洲城天守復元20周年記念事業についてのお知らせ
大洲城天守復元20周年記念事業についてのお知らせ

 

みんなの「大洲城」を次の世代へ

2024年9月1日をもって、木造による四層四階の天守復元から20周年を迎えます。この節目となる機会に、大洲市民の熱い思いによって、達成された天守復元への道のり、そして、歴史的文化財を保存から活用を図り、持続可能な観光まちづくりを推進してきたことを振り返り、今後も、大洲市民のシンボルとしての「大洲城」を未来につなげ、次世代の若い世代へ持続可能なまちづくりの精神の継承を図っていくため記念事業を実施します。

 

目次

1. みんなの「大洲城」を次の世代へ
2. 大洲城天守復元20周年記念ロゴマーク
3. 各種事業一覧
 3-1. 天守復元20周年記念式典
 3-2. 持続可能な観光まちづくりシンポジウム(参加者募集中)
 3-3. 大洲城一日無料開放デー
 3-4. 城内見学ツアー
 3-5. 特典付き復元20周年記念チケット販売
 3-6. 記念グッズ販売
 3-7. 夜間特別入城 大洲城ナイトツアー(参加者募集中)
 3-8. 入城セレモニー体験(参加者募集中)
 3-9. お城マルシェ
 3-10. 本丸特別舞台にて市民イベントの公開
4. 大洲城天守復元の概要

 

2. 大洲城天守復元20周年記念ロゴマーク

 

今回の記念事業実施に伴い、記念ロゴマークを作成しました。四層四階の大洲城をモチーフに、復元20周年を祝うデザインとしています。

 

3. 各種事業一覧

3-1. 天守復元20周年記念式典【中止】

■予定日時
令和6年9月1日(日曜日)

■場所等
大洲城本丸

■内容
表彰式、大洲藩鉄砲隊演武、臥龍太鼓演奏など

■問い合わせ先
観光まちづくり課(電話0893-24-1717)

→台風10号接近に伴い、中止となりました。

 

3-2. 持続可能な観光まちづくりシンポジウム【中止】

■予定日時
令和6年9月1日(日曜日)

■場所等
大洲市民会館

■内容
天守復元に携わった方の講話や特別ゲストを招いてのパネルディスカッションなど

チラシデータ:シンポジウムチラシ-表面 ・ シンポジウムチラシ-裏面 

■申込方法
Googleフォーム

■問い合わせ先
一般社団法人キタ・マネジメント(電話0893-24-7060)

→台風10号接近に伴い、中止となりました。

3-3. 大洲城一日無料開放デー

■予定日時
令和6年9月1日(日曜日)
9時から17時まで(16時30分札止め)

■場所等
大洲城天守

■内容
入城料を記念日特典として無料とします。

■問い合わせ先
一般社団法人キタ・マネジメント(電話0893-24-7060)

 

3-4. 城内見学ツアー【中止】

■予定日時
令和6年9月1日(日曜日)
9時から17時まで(16時30分札止め)

■場所等
大洲城天守

■内容
天守復元に関するストーリーを紹介します。
各回、実施時間の15分前に城内アナウンスを行います。
参加は無料ですが、各回先着10名様のご案内となります。
1回目 10:30~
2回目 11:30~
3回目 12:30~
4回目 13:30~
5回目 14:30~

■問い合わせ先
一般社団法人キタ・マネジメント(電話0893-24-7060)

→台風10号接近に伴い、中止となりました。

3-5. 特典付き復元20周年記念チケット販売

■予定日時
令和6年9月1日(日曜日)~完売まで

■場所等
大洲城天守

■内容
①記念チケット 4,000円(木製記念カード、御城印、クリアファイル、キーホルダー)※限定200セット
②記念チケットプレミアム 40,000円(木製記念カード、御城印、クリアファイル、キーホルダー、復元に使用した木材コースター、ナイトツアー招待券記念品付き)※限定5セット

■問い合わせ先
一般社団法人キタ・マネジメント(電話0893-24-7060)

 

3-6. 記念グッズ販売

■予定日時
令和6年9月1日(日曜日)~完売まで

■場所等
大洲城天守

■内容
・御城印帳
・クリアファイル
・記念メダル
・記念コースター(大洲城復元に使用した木材で作成したコースター)
・記念タオル
・記念Tシャツ
・トートバッグ
・甲冑キーホルダー

■問い合わせ先
一般社団法人キタ・マネジメント(電話0893-24-7060)

 

3-7. 夜間特別入城 大洲城ナイトツアー【中止】

■予定日時
令和6年9月1日(日曜日)
19時から20時まで

■場所等
大洲城天守など

■内容
甲冑姿の案内人が天守復元のストーリーを語る。キャッスルステイで使用する「御湯殿」や「高欄櫓」、「天守」の様子も紹介。ツアー最後には、全員で天守を背景に写真撮影。
参加を希望される方は以下のグーグルフォームよりお申込み、もしくは下記のお問い合わせ先にお電話ください。
当日受付もいたしますが、定員になった場合はお断りする場合もありますので、事前にご予約をお願いいたします。
申し込み締め切り:8月31日(土)

【申し込みフォーム】

■問い合わせ先
大洲城(電話0893-24-1146)

■参加要項
募集人員:20名(お申込み先着順)
参加費用:3,000円(税込)※大人・子供同額
参加条件:小学生以上

→台風10号接近に伴い、中止となりました。

3-8. 入城セレモニー体験【中止】

■予定日時
令和6年9月1日(日曜日)
15時45分から17時まで

■場所等
大洲城本丸など

■内容
甲冑武者姿にて、キャッスルステイ城主入城のセレモニーを体験していただきます。
こちらは事前申し込み制となります。
参加を希望される方は以下のグーグルフォームよりお申込み、もしくは下記のお問い合わせ先にお電話ください。
申し込み締め切り:8月31日(土)

【申し込みフォーム】

■問い合わせ先
大洲城(電話0893-24-1146)

■参加要項
募集人数:7名(お申込み先着順、小学生(140センチ以下)は2名まで)
参加費用:3,000円(税込み)※大人・子供同額
参加条件:小学生以上
当日必要なもの:長袖シャツ、長ズボン(※甲冑の下着として使用)
※地下足袋・軍足靴下は、用意しております。

→台風10号接近に伴い、中止となりました。

 

3-9. お城マルシェ【中止】

■予定日時
令和6年9月1日(日)10:00~16:00

■場所等
大洲城二の丸・下台所

■内容
大洲城下にてキッチンカーやテントが並ぶマルシェを行います。

・LOS TACOS DE OZU(タコス)
・マハリタ(ハーブソーダ、焼き菓子)
・F.O.G pizzhouse(かき氷、ドリンク)
・MATERIALE DA QUI. (パンナコッタ、ブリュレ、パン、冷たい飲み物)
・RISATA72 (たこやき)

■問い合わせ先
一般社団法人キタ・マネジメント(電話0893-24-7060)

→台風10号接近に伴い、中止となりました。

3-10. 本丸特設舞台にて市民イベントの公開【中止】

■予定日時
令和6年9月1日(日)10:00~16:00

■場所等
大洲城本丸

■内容
本丸特設舞台にて大洲市の団体によるステージを設けます。

■募集要項
申込方法:大洲城HP掲載のGoogleフォームまたは電話にて
募集団体:5団体
参加費用:無料
決定通知:8月28日(金)までに直接ご連絡いたします
参加条件:原則、大洲市の団体に限る(個人での申込は不可)
※他市町の団体の場合は、団体構成人数の半数以上が大洲市住民の場合に限り出演可能。
※舞台発表時間は20分間です。
※舞台のみ貸出のため、当日使用する道具・機材等は、持ち込みをお願いします。
注意事項:営業目的、宗教団体は申込できません。また火器の使用は禁止いたします。
選  考:申込締切後、大洲市と協議のうえ参加団体を決定します。

■問い合わせ先
一般社団法人キタ・マネジメント(電話0893-24-7060)

→台風10号接近に伴い、中止となりました。

4. 大洲城天守復元の概要

肱川の河畔に望む大洲城は、元弘元年(1331年)鎌倉時代末期に守護として国入りした伊予宇都宮氏の宇都宮豊房によって築城されたといわれ、その後、藤堂高虎等によって大規模に修築がなされ、伊予大洲藩の政治と経済の中心地として城下町は繁栄していきました。
明治維新後は、城内のほとんどの建築物が破却されたものの、地元住民の活動によって本丸の天守・櫓は一部保存されましたが、明治21年(1888年)老朽化により、惜しくも天守は解体されました。
その後、大洲城を愛する地元住民の城郭への保護活動と、市民による寄付等によって平成16年(2004年)に復元されました。
四層四階の複連結式天守の復元にあたっては、明治時代の古写真や「天守雛形」と呼ばれる江戸期の木組み模型など豊富な資料を基に当時の姿を正確に復元されました。このように復元に必要な多くの資料が残っていることは大変稀なことで、大洲城の天守の復元は、まさに地元住民の想いと、史料研究の集大成と言えます。
現在、江戸時代から残る台所櫓・南隅櫓など4棟の櫓は国の重要文化財、城跡一帯が県指定史跡に指定されています。

戦後復元された木造天守としての四層四階は日本初で、19.15mの高さは日本一となります。また、本来なら建築基準法では認められない規模であったため、当時、愛媛県に建設計画をなかなか認めてもらえませんでしたが、2年近い折衝を経て、保存建築物として建築基準法の適用除外となり、往年の複合連結式による天守群の復元にいたりました。
使用された木材はすべて国産材で、天守の内部に足を踏み入れれば、城郭建築特有の迫力ある木組が訪れる人を驚かせます。