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▼天守復元
大洲城天守は、江戸時代の古絵図をはじめ、江戸時代に造られたと思われる天守雛形、明治時代に撮られた古写真などの史料があり、往時の姿を正確に復元できる日本でも数少ない天守です。大洲城天守の復元は、これらの資料研究の集大成なのです。
明治時代に撮影された写真
上:北面、左:東面、右:西面。天守の外観を知るうえで、写真は第一級の資料である。大洲城天守は3方向から撮られた写真が残っている。また、北面の写真は特に鮮明で石垣の石の形や垂木の本数まで確認できる。
天守雛形
(市指定文化財・市立博物館蔵)
大洲藩作事方棟梁であった中野家に残されていた天守の木組模型。天守の構造の概要を知る手がかりとなった。
●復元のあゆみ
大洲城天守閣復元事業は、平成6年(1994)に木造による復元を目指し、大洲城天守閣再建検討委員会が発足したことからはじまります。そして平成8年(1996)に建築史家(故)宮上茂隆氏が「木造による完全復元が可能」と発表し、以後本格的に実施に移されました。完成まで10年の長い道のりを紹介します。

平成6年
・大洲城天守閣再建検討委員会発足(5月)

平成8年
・同委員会で(故)宮上茂隆氏により木造による復元が可能との報告(5月)
・史実に忠実な天守閣の復元を目指し、大洲城天守閣復元委員会と名称変更(7月)

平成9年
・大洲城天守閣の外観模型が完成、市役所ロビーに展示(3月)

平成10年
・大洲城跡内樹木現況調査及び整備予測調査完了
・県指定史跡「大洲城跡」保存整備計画を策定
・天守閣跡地地質調査完了

平成11年
・天守閣跡発掘調査開始(〜平成12年1月まで)
・基本設計が完了(3月)
・本体工事概算費13億円、募金目標5億円に決定
・募金活動、募木活動が本格始動

平成12年
・御杣始め式を開催(1月)
・第一次樹木整備(平成11年12月〜3月25日)
・元禄五年大洲城絵図とジグソーパズルの販売開始
・大洲城天守台石垣耐力度調査完了(9月)
・発掘調査概要報告書の発行

平成13年
・実施設計が完了
・(財)日本建築センターによる防災、構造安全評価を取得
・愛媛県による建築基準法第3条の適用認定
・大洲城天守閣復元工事着工(〜平成16年7月30日まで)
・御用木お披露目式の開催(9月)
・石垣修復工事(5月〜8月)
・第2次樹木整備(12月)

平成14年
・起工式(2月)
・基礎工事
・素屋根工事
・木材加工
・木曳き式(6月)
・瓦製作
●伝統技術を受け継ぐ
大洲城天守の復元は、慶長年間(1596〜1614)に建てられたといわれる天守を現代によみがえらせる事業です。それは、当時の技術を再現することにほかなりません。この目的のため、多くの人々が様々な分野で挑戦し、その成果が4層4階の天守に結実しました。今後この技術を後世に受け継いでいくことが、私たちに課せられた大切な使命なのです。
建て方工事
富山県井波町の宮大工と地元の大工たちの見事な共同作業。職人たちが息を合わせ木組みを完成させた。
木工事
大規模な建物を組み上げるには、墨付けや加工に大変な精度が要求される。
左官工事
壁は、下地に竹小舞を組み、その上に何度も壁土を重ねる。漆喰仕上げまでに7〜8工程を要す。
屋根工事
屋根瓦には、寒さに強い岐阜県産の燻し瓦を使用した。大洲城天守は破風が多く屋根を葺くのが難しい。天守4層にある丸みを帯びた唐破風は、職人の腕の見せ所。
和釘製作
長押や垂木に使用した和釘は、松山市在住の鍛冶師白鷹幸伯氏が古来の工法にならい純鉄から製作した。
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